錦織しばいて頂点へ!ナダルに勝った凄さともろさ
“しばく”テニスは、ほとんどがフルショットだ。178センチと、トップ10では175センチのフェレールに次ぐ背の低さ。全身で強打を続ければ、体が持たない。それを、父清志さんが言う「入り込んだら周りが見えなくなる」という集中力で補う。その結果、限界を超え、体が壊れる。1試合だけの爆発力なら、ビッグ5をも上回る。しかし、悲願の4大大会優勝には、7試合を戦う必要がある。体を強くし、万全の体調で挑み、前半戦は短期決戦で体力をセーブ。上位との戦いとなる後半戦で、少しでも長く“しばく”テニスを続けること。そのバランスがうまくかみ合った時こそ、錦織が世界の頂点に立つ瞬間だ。それは、そう遠くない日に迫っている。
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モルモン書、ニーファイ第二書 2章
11 それは、すべての事物には反対のものがなければならないからである。
Book of Mormon, 2Nephi Chap.2
11 For it must needs be, that there is an opposition in all things.